クリニック紹介

医療機器紹介

超音波検査装置(エコー検査装置)

超音波を使って動物の体の内側(お腹や胸の中)の状態を観察する検査です。
心臓・腸・赤ちゃんなどの動きや血液の流れ具合などをリアルタイムで観察することも出来ます。
機器の精度が検査の正確さにダイレクトに影響するため、当院では画像解析能力の高い最新鋭の機種を導入しております。
プローブ(動物に当てるセンサー部分)は用途に応じて様々なものがあります。
当院では多くの状況に対応できるよう、3種類の高精度プローブを導入しており、腹部・胸部(心臓)の精密検査や眼内の超音波検査を行うことが出来ます。

眼科検査の機器

当院の眼科診療に使用する機器の一部をご紹介します。

手持ち式スリットランプ


眼科診療を行うにあたって必須となる機器の代表です。
主に眼の表面から水晶体(目の少し奥にあるレンズ)までの観察に用います。
明るさや光のカタチを変化できる「光源(ライト)」と、眼をしっかり観察するための「拡大鏡」が合体した検査機器です。

眼圧計


これも眼科診療には欠かせない機材の代表です。
眼圧=眼の中の圧力を測定します。
眼圧が変化しうる疾患(緑内障や眼の中の炎症、見えない部分での眼球の破裂など)の診断に利用します。

検査用ライト


フィノフ式検眼用ライト。
大したモノではありませんが、「散乱せず収束した光線」を出すことが出来るライトは、眼科検査ではとても基本的で大切なツールだったりします。

眼科検査用レンズ各種


視覚(=見るチカラ・光を感じるチカラ)にとって最も重要な「網膜」や、隅角(=眼の中の水分の出口)など、眼球の中を詳しく観察するのに用いる眼科検査用のレンズです。

眼底記録用カメラ


接続したiPhoneに眼底(≒網膜)の様子を記録できます。
これにより、眼底の様子を飼い主さまと一緒に見たり、外部の眼科専門医にご紹介する際に検査データとしてお渡しすることが出来ます。

その他にも・・・


その他、細かい資機材や「網膜の状態を判定する専門機器」や前出の「高性能超音波機器」などを組み合わせて、小さな家族の眼の状態を可能な限り正確に把握できるよう日々努力しております。

院内の血液検査機器

迅速に身体の状態を把握するために血液検査は非常に重要な検査項目です。
血液検査の機器は一次診療施設(いわゆる町の病院)でも必須であり、多くの動物病院が保有しておりますが、当院でも最も信頼性・汎用性が高い国内メーカーの機種を導入しております。
目や手では知ることが出来ない小さな身体の状態を、20~30分でおおよそ知ることが出来ます。

外科手術に必要な機器

当院では高性能の麻酔モニター(心拍や呼吸の状態を測定する機械)や最新鋭の人工呼吸器(動物の自発的な呼吸を感知し、それに合わせた呼吸サポートを行います)を導入しております。
外科手術に伴う全身麻酔は大なり小なり必ずリスクを伴うものですが、それを可能な限り最小限にするためにハード(機器)とソフト(スタッフの知識や意識)の両面からしっかりと取り組んでおります。
将来的には純酸素(動物医療の現場では純酸素が主流)に頼らない麻酔管理を行うための機器を導入したいと考えております。

その他の検査機器たち

その他、デジタルレントゲンやデジタル顕微鏡など、ご家族と一緒に診察を進め、「一緒に医療を行う」スタイルを実現するための機器を複数導入しております。
トリミング部門のマイクロバブルや高濃度炭酸泉を皮膚科治療に使用したり、状況が許すならば治療中でシャンプーが難しいコをトリマーたちと連携してケアするなど、幅広い治療法を選択できる環境がございます。